Roll With IT

tamakiのIT日記

初めてのLT会vol.7を開催しました

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初めてのLT会vol.7

はじめに

2021年4月24(土)にフィヨルドブートキャンプ内で開催されたLT会。 今回、開催内容についてまとめましたのでブログに書きたいと思います。

speakerdeck.com

フィヨルドブートキャンプとは?

プログラマーとして転職を目指せるだけのスキルを身につけることを目標としたオンラインプログラミングスクールです。 現在、私もここで学習しておりプログラマ転職を目指しています。幅広く網羅された学習カリキュラムや豪華メンター陣。卒業までに平均900時間かかると言われており、日々の学習はとても大変ですが、メンターや卒業生、そして受講生同士との距離が近く、とてもアットホームなスクールです。

bootcamp.fjord.jp

そもそもLTって何?

LT(エルティー)は Lightning Talk(ライトニングトーク)の略で、Lightning は「稲妻」という意味。 5分程度の短いプレゼンのことで、短いこと以外基本的にルールはありません。 フィヨルドブートキャンプ内で行われるLT会は、主に「初めてLTをする方」向けの受講生が自主的に行うイベントになります。 Remoを使い、オンライン上で開催しています。

remo.co

LT(Lightning Talk)の歴史

giantech.jp

テーマ「プログラミング学習を通して得た成長」

今回のテーマは「成長」 6名の登壇者に皆さんそれぞれが学び感じた「成長」について発表してもらいました。

登壇者

@kasai441さん 「ログをみてできるようになること」

つい焦ってログを見ずに先走ってしまう傾向のある私には、改めてログの大事さが分かり勉強になりました。「英語は嫌だな〜」「ログ見ないでも何とかなるでしょ〜」と、理由を付けて避けてきましたが、しっかりとログを読む訓練をすることが、今後先の成長につながると思いました。逃げずに向き合いたいと思います!トップバッターという緊張感の中、とても落ち着いておられ、声も聞き取りやすく素敵でした。

speakerdeck.com

@udaikueさん 自分の学習ペースをつかむまで」

カープファンのudaさん。2番セカンドの大役を真正面から受け止め、そして打ち返す。とても素晴らしい発表でした! フィヨルドブートキャンプはカリキュラム量も膨大なので、そう簡単には卒業できません。私も同じく未経験からのスタートのため、今後先の事が不安になることも多く、udaさんの悩みにとても共感できました。自分の悩みや考えにしっかりと向き合い、自分の言葉で伝える。そんな姿に胸打たれました。「プラクティスファースト」この言葉は胸にしっかりと刻みたいと思います。

speakerdeck.com

@Hossoさん 「焦らずじっくり学習に取り組む大切さ」

ベーシストのHossoさん。リズムよく軽快な発表内容でとても聞きやすく楽しく拝聴できました。 自分も焦って進めてうまくいかない事が多いのでとても勉強になる内容でした。「負のスパイラル」まさにこの状態に陥ることがよくあり、他人は他人と、頭では分かっていても、つい気になってしまい上手くいかない(無限ループ)...。この悪循環にはまり込まないように、少しでも目に見える形でのアウトプットを意識し、焦らず学習に取り組んでいきたいと思いました。 speakerdeck.com

@otomiさん 「Rackから見るミドルウェアの世界」

先のプラクティスの内容なため少し難しい内容でしたが、そんな未経験者にも分かりやすい発表内容で、ミドルウェアの世界を垣間見ることができとても勉強になりました。特に、実演(デモ)では実際に動くコードを発表されていてイメージしやすく分かりやすかったです。DJ活動もされているotomiさん、LT後の質疑応答でDJの話になりましたが、好きなことに熱く面白くお話しできるのってとても素敵だなと思いました。 speakerdeck.com

@shirotamaki 「Rubyリファレンスマニュアルと仲良くなろう」

私のLT。前回ブログにまとめた内容を元にLT資料を作成しました。現在、Rubyのプラクティスに取り組み日々お世話になっている公式ドキュメント。今回発表することで、改めて一次情報の大切さを痛感した学びの多いLTでした。

以下、みなさんから頂いたあたたかいお言葉を一部ご紹介!

  • るりまとの付き合い方がとても参考になりました!一次情報大事!
  • 公式ドキュメントの大切さを改めて感じましたー!自分も逃げずにしっかり向き合おうと思いました。
  • 自分もRubyのプラクティスに入ったばかりのころはるびまを読むことに苦手意識があったのですが、結局欲しい情報は公式ドキュメントに全部書いてあるんですよね。 自分は現在比較的るびまの読み方に慣れてきた頃なんですが、改めてるびまをどう読めばいいか考えるきっかけになりました。また、一次情報の重要性も再認識しました。 イシューから始めよ、読んでみようと思います!
  • るりま難しいですよね!!技術書を読んだりるりまのヘルプで語彙を増やしたりという、始めたばかりの頃知りたかった具体的なアドバイスがたくさんあってよかったです!

speakerdeck.com

@kamiokanさん 「フィヨルドブートキャンプに参加して私の身に起きた8つの変化」

今回、LT登壇順は公平を期するために「あみだくじ」で行いました。そんな中決まった登壇最後のkamiokanさんの番。大トリにふさわしいとてもダイナミックな楽しいLTでした!フィヨルドブートキャンプに参加して起きた8つの変化。そのすべてが共感できました。なかでも7番目の『「わからない」ということに絶望しなくなった。』コツコツと積み上げ、「わからない」は伸びしろであるとポジティブに捉えること。絶望することはまったくない。とても勇気をもらえました。

speakerdeck.com

オーガナイザーとしての感想

以上、6名の方にご登壇いただいた今回のLT会。 皆さんそれぞれが学んだこと、感じたことをスライドにし、そして言葉にし自由に発表する、とても素敵な楽しい会でした! オンライン上という事もあり、北は北海道、南は沖縄まで幅広い方にご参加いただきました。 (メンターやアドバイザー、卒業生、そして現役生、参加人数は40名ほど) ご視聴いただいた方とは、オンラインのためチャット上でのやり取りになりましたが、とても盛り上がり皆さんに楽しんでもらえた会となりました。

今回、企画運営から携わらせていただきましたが、とても貴重な経験になりました。 普段学習では使わない、keynoteやRemo などのアプリケーションを覚えるよい機会にもなりました。

今回、オーガーナイザーをやろうと思ったきっかけでもある、Yusukeさんのブログ記事。 まさに、コンフォートゾーンを抜け成長できたとても貴重な経験になりました。 yskmtg.hatenablog.com www.lifehacker.jp

ゼロかイチでは大違い。メンターの伊藤さんがおっしゃっていた通り、 ゼロからイチになった瞬間、今回のテーマでもある一番の「成長」を感じた、そんなLT会でした。

さいごに

今回で第7回を終えた「初めてのLT会」

フィヨルドブートキャンプのLT会の目的にもある「LTの練習」

こんなにもよい環境でLTができる機会はあまりないのではないか?終わってみて改めて感じます。 LT会後に頂戴したアンケート結果や、チャットや日報などでいただくあたたかいお言葉やアドバイス

まだ登壇されたことのないフィヨルド生にはぜひ!登壇をオススメします! そして、まだ参加されたことのないフィヨルド生の方は、ぜひ一度参加してみてください!

ご登壇、ご参加いただいた皆さん、 そして運営のkomagataさん、machidaさん、 この度はこのような貴重な機会をいただきありがとうございました!

Rubyリファレンスマニュアル(公式ドキュメント)を読み解く

出典:photoAC

目次

はじめに

フィヨルドブートキャンプに参加し早いもので2ヶ月が経ちました。
FJORD BOOT CAMP(フィヨルドブートキャンプ)

bootcamp.fjord.jp

現在はRubyの学習に取り組んでいます。
そんな中、今回はRubyを扱う上では避けては通れない「Rubyリファレンスマニュアル」について書きたいと思い、久しぶりにブログを開きました。 今回テーマに取り上げたのは、私自身が公式ドキュメントの内容を読み解く力が弱く、苦手意識(理解が難しい…😓)があるのが理由です。アウトプットをすることで少しでもRubyリファレンスマニュアルと仲良くなれればと思い書いてみることにしました✍️

リファレンスマニュアルとは

リファレンスマニュアルとは - コトバンク
リファレンスとは - IT用語辞典 e-Words

一次情報の重要性

Rubyに限らずプログラミング言語には、公式ドキュメントが存在します。プログラミング学習において調べ物をするとき、まずは「一次情報」を確認するように言われます。

「一次情報を死守せよ」というのは、私の大先輩であり、師匠の一人が私にかつて授けてくれた教えの一つだが、これは実に正しく、真実にたどり着くための道の入り口であり、出口でもある。 安宅和人
引用:噛みしめることを大切にしよう - ニューロサイエンスとマーケティングの間 - Between Neuroscience and Marketing

学習当初(独学時)は、Qiitaやブログ記事など、取っつきやすい情報に触れ、そこから知りたい情報を得ていました。公式ドキュメントの存在は知っていましたが、難しさから避けていました。簡単に手っ取り早く理解できる、安易で分かりやすい記事に飛びつき、そこから情報を得て理解していた気になっていたと思います。
もちろん、正確で有益な情報も多くあると思いますが、初学者の私にとってはその判断が難しく、不正確な情報を掴まされることも多くあったと思います。

その後、フィヨルドブートキャンプで学習を進めることで、公式ドキュメントの重要性を理解し、何よりもまずは「一次情報」から確認する習慣を付けるようにしました。

Ruby公式ドキュメント

以下、公式ドキュメントとRubyリファレンスマニュアルは同義として書いています。

Rubyの公式ドキュメント

Rubyのバージョンごとに選択が可能になっています。 全て日本語であります。他の言語だと英語しかないものもあり、英語が苦手な私に取ってはとてもありがたいです😆

docs.ruby-lang.org

検索サーチサイト

Rubyリファレンスマニュアルには検索機能が付いていません。下記のサイトから調べたい用語等を入力し検索をかけ、リファレンスマニュアルに飛ぶことができます。

docs.ruby-lang.org

検索のTips

下記のサイトを参考に、chromeの検索バーからショートカットで飛べるように設定しました。 るりまを開く手間が省け時短になります。他のサイトでも応用がきくため活用しています。

既定の検索エンジンを設定する - パソコン - Google Chrome ヘルプ
ChromeでRuby関連の検索を楽にする - Re: 醤油の一升瓶じゃあ戦えない

なぜ難しいのか?

ここからが本題。

なぜ難しいのか?私なりの見解は以下です。

  • 分からない用語、記号が多すぎる。
  • 技術書独特の言い回し(文章構造が理解しづらい)
  • そもそもRubyの基本を理解していない

大きくこの3つが要因かと思っています。(あくまでも個人的な見解です)

まずは、分からない用語、記号が多すぎる。

公式ドキュメントは初学者を対象にしているわけではないため、Rubyで使う専門用語がバンバン出てきます。また、独自の表現方法である記号等もあります。Rubyを書籍等で一通り学んだレベルでは、なかなか理解できない用語も多いです。それが読み解く上で障害になっており、気づけばヤックシェービング状態に陥り抜け出せないでいることが多くあります...🐐

yak shaving(ヤックシェービング / ヤクの毛を刈る
これは「ある問題を解こうと思ったら別の問題が出てきて、それを解こうと思ったらさらに別の問題が出てきて…」ということが延々と続く状況を表しています。
yak shaving - ウィクショナリー日本語版

まさに蟻地獄にハマっていくかのごとく、どんどん深いところまで引きずられ、気づいたら全然別のところにいた(別のことをやっていた)なんて事も多く、時間が溶けていきます💦
個人的にはWikipediaのリンクを辿り、思考の旅に出ている感覚が嫌いではないので、ヤックシェービングで刈りまくろ〜とかなってしまいますが、いかんせん目的が「放浪」ではなく、たどり着きたい場所が明確に存在する「旅」なので、あまりフラフラしてばかりもいられないのが現実です。また、目的のない放浪になると、好きな方向に逃げがちなので、公式ドキュメントの難解さからつい外れて違うことをしてしまっていることが多くあります🧳

次に、技術書独特の言い回し(文章構造が理解しづらい)

技術書独特の言い回しが、普段、小説などの平易な簡単な文章にしか触れていない私にとっては難解で、理解するのが難しい要因にもなっています。現代に出された本なら読み解けますが、古典など何十年、何百年前の本を読み、「結局、何が言いたいんだ?」となるのと似た感覚に陥ります。 普段から、やわらかなソフトな食べ物ばかりよく噛まずに食べてきたツケが、今ここで歯と顎の退化として現れているのを感じます🦷

最後に、そもそもRubyの基本を理解していない

これを言ってしまうと、「イチから出直して来い!」となりますが、 インスタンス、クラス、モジュール、メソッド、変数やブロックや、その他いろいろ。Rubyの基本を理解していないことには、公式ドキュメントに書かれたものは、理解できないのは当たり前です📚 

どう立ち向かうのか?(読み解くのか?)

一言でいうと「真正面からぶつかって取り組んでいくしかない。」そう考えます。 裏技、テクニック的なこと、近道はあるのかもしれませんが、結局は遠回りが一番の近道だと思いました。また、一度に全部を理解しようとする。この考えもよくなく、少しづつ、一歩づつ理解に努めることで、「忘れた、理解できない。」そうなればまた立ち返って見直す。この繰り返し(反復)しかないと思います。この反復行動を習慣化することで、数カ月先、数年先の自分自身の成長に大きく影響すると思いました。

具体的な対応策

分からない用語、記号が多すぎる

まずは、公式ドキュメントで使われている記号を理解する。
このマニュアルのヘルプ (Ruby 3.0.0 リファレンスマニュアル)
「->」、「.#」、「#」など、公式ドキュメント独特の表現方法があります。何より一番始めに理解したい項目です。

ヘルプの読み方については以下が参考になりました。
Rubyリファレンスマニュアルの読み方をやさしく解説 - Qiita

その後、公式ドキュメントを読み進める上で、分からない用語に出くわしたら以下を確認。Ruby関連の技術書やソースが信用できるWeb情報等でも構わないと思います。
Ruby用語集 (Ruby 3.0.0 リファレンスマニュアル)
Rubyで使われる記号の意味(正規表現の複雑な記号は除く) (Ruby 3.0.0 リファレンスマニュアル)

上述した、ヤックシェービングにハマり倒して目的を失わないように注意しながら、公式ドキュメントを読み解くことに集中します。目的は、公式ドキュメントにあるメソッドやモジュールなどを自分のやりたいことに当てはめ、問題を解決したり、作りたいものを作ることです。

技術書独特の言い回し(文章構造が理解しづらい)

小さく分ける。
単語だったり、コードの一文だったり、分かる範囲で小さく切り分けて考えます。 全体で何を言っているのか分からない場合、小さく切り分けて、何言っているか分かるところまで分解していくしかないと思います。 また、これは言い回しとは違いますが、記載されているコードを実際に手元で確認し動きを見ることも大事だと思います。コードだけ見てても何が何だか分からないものも多いです。読み解く上で、コードを実際に打ち込んでみて、どんな動きをするのか?確認するようにしています。それから、「自分の言葉で言い換えてみる。」これも実践するように心がけています。難しい言い回しなら自分で言い換えてみる。理解するひとつの助けになっています。

そして、最終的にはやはり「慣れ」しかない。 こればっかりは、数をこなすしかないと思っています。

慣れない分野の文献は、誰にとっても難しい
Amazon.co.jp: 独学大全――絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法 eBook: 読書猿: Kindleストア

そもそもRubyの基本を理解していない

技術書を活用する。
体系的に学ぶのには一番適していると思います。
私は、以下の順で難易度を上げRubyの学習をしてきました。 まだまだ理解が十分ではなく、身につけられていない事も多いので、分からないことに出くわすたびに読み返しています。

book.impress.co.jp

gihyo.jp

gihyo.jp

こちらは、最近購入した技術書です。
同じ受講生の@eatplaynap329 さんから教えていただき、メソッド等の概要を掴む助けとして活用したいと思います。

tanoshiiruby.github.io

その他

アウトプットする。

誰かに説明する。自分に説明する。
上述した、自分の言葉で言い換えると同じですが、これも理解を深める上ではとても大切だと感じます。 ノートに書き出す、日報、ブログ、Twitterなどを活用して行うよう意識します。

質問する。助けを求める。

ひとりで悩んでても答えが出ないのなら、諦めることも大事。 必ず誰かが救いの手を差し伸べてくれると思います。

時間をあける

寝る。ご飯を食べる。散歩する。全然別のことをする…
意外にも原因はそこにあるもしれません。 人間休まず働き続けるのは困難です。時間をあけることで、頭の中が整理され、パッと答えが出ることもあります。自然の摂理に従います。

心持ち

ここまで、どのように立ち向かい、乗り越え、理解していくか書きましたが、 とは言っても「心折れる瞬間」は度々訪れます。

  • 何度読み返しても分からない。
  • 何が分からないかが分からない。
  • 何をすればいいかすら分からない。
  • 思考停止…😭

これまで幾度となく、このような気持ちになり心折れ、自分がどこにいるのか、どっちを向いているのか分からなくなることが多々ありました。今でもこの感じが消えることはなく、最近は慣れてきましたが、分からないことと共存している感じを覚えます。しかし、ずっと分からないことが同じではなく、つねにアップデートしているので、今日分からないことは明日分かっているし、明日分からないことは3日後には分かっている感じで、分からないことと共に成長している感じです。

この「何がわからないのかもわからない」というやつ。これはすごくツラいですが、プログラマーにとっては非常によくある状態です。
わからないときの心持ちについて - komagataのブログ

フィヨルドブートキャンプのメンターであるkomagataさんや、他のメンターの方も仰っていましたが、何十年もプログラマとして活躍されてきた方ですら、「分からない」はなくならいと言っていました。

まだまだ修行の身で、その境地に行き着くまでには長い年月がかかりそうですが、

「はいはい、わからないわからない、ワロスワロス

このような境地に辿り着けるように努力を続けたいと思います💪

さいごに

冒頭で一次情報を確認することに触れていながら、Qiita、ブログ記事等を載せていますが、あくまで参考資料(補助教材)として確認する意識を忘れないようにしたいと思います。 ルーツは公式ドキュメントであること。そしてルーツ以外の情報に触れる際は信用できるソースであるかを確認すること。
これからも、公式ドキュメントとは長い付き合いになり、ここから多くの学びを得ていくことと思います。今回ブログに書くことで、少しは仲良くなれた気がしています。今後も継続して読み解き、使い倒せるように努力したいと思います😆

「わかったつもり」は一種の安定状態であり、この状態を壊すことはもちろん、今の自分の理解が不十分であると自覚すること自体、ひどく難しい。逆に言えば、矛盾や齟齬に行き当たり苦しむことは、この安定状態を脱する絶好の機会であり、自分の理解を一段進めるリソースですらある。
Amazon.co.jp: わかったつもり~読解力がつかない本当の原因~ (光文社新書) eBook: 西林 克彦: Kindleストア


Macの起動音とThe Beatles

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出典:PhotAC

今回は、プログラミングを行う上でなくてはならないモノ。日々お世話になっている、
大好きなAppleMacにまつわるお話です。

Macの電源を入れたときの「ジャーン」という起動音

ご存知の方も多いかと思いますが、macOS Big Surになり、2016年以来、世界一有名な起動音が復活しました。(Windows派の方すいません)
この起動音、実はあのザ・ビートルズの名曲「ア・デイ・イン・ザ・ライフ 」から着想を得て制作された音のようです。 1980年代後半〜1990年代にかけて、Appleサウンドデザイナーとして勤務していたジム・リークス氏という方が制作に携わり開発。下記、米メディアCNBCのインタビューで語っています。
また、この起動音ですが商標登録もされているそうです。

スティーブ・ジョブスは、ビートルズ好きでも有名ですが、
こういったこと知ると、もうAppleから離れられなくなりますね。
ボブ・ディランとかもどっかに隠れてたりしないかなぁ…。

初期のMacintosh Quadraから搭載されたそうです。

4:20ぐらいから流れます。しかし、ここはぜひとも最初から聴いていただきたい!

[Jim Reekes: The Apple sound designer who created Sosumi]
ジム・リークス氏インタビュー。他にもカメラのシャッター音などについても話されてます。
Meet the man who created Apple's most iconic sounds — Sosumi, the camera click and the start-up chord

 

Git-itのインストール手順 〜ループとリライトしないために〜

Git-it Git/GitHub学習アプリケーション

Git、GitHubを学習する際にお世話になったこちらのアプリケーション。

下記のサイトより、インストールが可能となっていますが、
今回は、CLIからの方法でインストールする手順を書きたいと思います。

初学者あるあるなのかは分かりませんが…、
どうもまだCLI操作がうまくいかず、インストールにだいぶ時間を取られてしまいました…。

素直にzipファイルからインストールすればいいだけなのですが、
ターミナルを起ち上げ、「バシッ」とコマンドを決めインストールする姿に憧れ、トライしてみました。

そんな僕と同じようなCLIビギナーに、こちらの情報がお役に立てば幸いです。

出典:いらすとや


インストール先はこちら

git-it-electron(CLIはこちらから。)
github.com


git-it-electron(zipファイルはこちらから。) github.com

インストール手順

環境

WindowsLinuxでも利用可能のようです。

1. ターミナルを起動させる。

まず、お使いのターミナルを起動させホームディレクトリへ移動してください。

2. git cloneする。

上記のURLにアクセスし、下記のHTTPSを選択しコピーする。

コピーしたHTTPSを、引数へ指定するため以下のように記述します。

$ git clone https://github.com/jlord/git-it-electron.git

これでインストールは完了です。

3. 中身を確認する。

以下のディレクトリが作成されています。

$ ls
git-it-electron

4. git-it-electronへ移動する。

$ cd git-it-electron

5. npmをインストールする。

で、ここからが私が詰まったポイントです。
アプリケーションは無事にインストールされたようですが、どうやって起動するのか? ここでだいぶ悩みました…。
GUI上のFinderからディレクトリ内を確認し起動できるアプリケーションを探したのですが見つからず…(zipファイルでインストールした場合はアイコンが出現します)

色々と調べた結果、Node.jsが必要とのことでした。

Node.jsとはサーバサイド側で動くJavaScriptで、新たにnpm(Node Package Managerの略)をインストールする必要がある。とのことでした。

Node.js とは
Node Package Manager の略。 JavaScript 系のパッケージを管理するツール。 必要とするパッケージをインストールする際、依存するパッケージもまとめてインストールしてくれる。 ライセンスは Artistic License。GPL に似ているが、改造版を再配布する際に名称変更が必要な点が異なる。 npm パッケージを集めたリポジトリ (npmjs.com) が運営され、40万ものパッケージが登録されている。 引用:npm入門 - とほほのWWW入門

以下のコマンドを入力しNode.jpをインストールします。

$ npm install

インストールされているか確認する方法。

$ npm -v
6.14.4

6. npmを使い、アプリケーションを起動させる。

ここまで来たら後は起動させるだけです。 以下のコマンドを入力。

$ npm start

成功した場合、以下の画面と共にアプリケーションが起動します!

終了したい場合は、ctrl + C

あとは、手順に沿って、Git/GitHubの学習を進めることができます。

アプリケーションの内容ですが、
Git、GitHubの基本について、手順を追って手を動かしながら学ぶことができ、最後はプルリクエストを実際行うところまで学習できます。

Git、GitHubを始めたばかりの人から、しばらく触ってないなーと復習したい人まで、早い人だと1時間、平均3〜4時間程度で学べるそうです。(僕はだいぶかかりましたが…)

気になった方は、ぜひ一度チャレンジしてみてください!




出典:PhotAC

インストールでエラーがループしまくり…

コードをリライトしまくった1日...

こんな日も何だか楽しくなってきたのは、成長した証だと思いたい。

そんな、ループとリライトしまくったときはこの曲を!!
最後までお読みいただきありがとうございました!!!

youtu.be

youtu.be

プログラミング初学者のためのツール20選

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出典:photAC

フィヨルドブートキャンプに参加し早10日。 カリキュラムを通して学んだことや、実際に使ってみて「便利だな〜」と思った各種ツールを、2020年という事で「20」に絞りご紹介。20選すべて無料で利用できます。
Webの広い世界の入口にようやく立てた感じですが、初学者の方の参考になれば幸いです。

使用環境

Chrome拡張機能

WhatFont

Webサイトで表示されているフォントの詳細情報をみることができる拡張機能。Webページ制作において、参考にしているページのfont-size、font-familyなどを知る上で役に立ちます。
WhatFont - Chrome ウェブストア

ColorPick Eyedropper

Web上のページやロゴ、ヘッダー画像などの色コードを調べたい時に使える拡張機能です。
ColorPick Eyedropper - Chrome ウェブストア

GoFullPage - Full Page Screen Capture

Chromeで開いているWebページ全体のスクリーンショットを取得することができる拡張機能。相手側(メンターの方等)にページ全体の内容を共有したい時に役に立ちます。
GoFullPage - Full Page Screen Capture - Chrome ウェブストア

そのページのリンクをMarkdown形式でコピペしたい時に便利です。通常、ページタイトルとURLをそれぞれコピーしてから、Markdowon形式で [hogehoge](http://piyopiyo.ne.jp) と記述すると思いますが、こちらを用いれば、この一連の動作をたった2回のクリックのみで行うことができます。 Create Link - Chrome ウェブストア

Google翻訳

プログラミング学習において避けては通れない英語。特に英文を翻訳する時に利用しています。
Google 翻訳 - Chrome ウェブストア

Google Directionary

同じくGoogleから出ている辞書ツール。こちらの方は単語をクリックすると、ポップアップで簡易的な意味や発音を確認できます。「これどういった意味だったかな〜」と、本格的に辞書を引くまでもない時に利用しています。
Google Dictionary (by Google) - Chrome ウェブストア

Evernote web Clipper

ノートアプリの定番Evernoteへ切り取って保存できます。気になった記事はとりあず切り取ることを習慣にしています。
Evernote Web Clipper - Chrome ウェブストア

UI Build Assistand

YouTuberのしまぶーが開発したUI構築に便利な拡張機能。HTML要素にbackground-colorとoutline のCSSを付与し、レイアウトを作るときの補助として使えます。ページ全体のUI構築をザックリと知りたい時に利用しています。
UI Build Assistant - Chrome ウェブストア

Wappalyzer

表示中のWebページで利用されているソフトウェアやサービス、フレームワークなどを一覧表示してくれます。気になったWebページで、何が使われれているのか知りたい時に利用しています。
Wappalyzer - Chrome ウェブストア

 

アプリケーション編

Alfred

便利なランチャーアプリケーション(アプリを簡単に呼び出すための機能)。検索欄に起動したいアプリケーションの名前を入力することで、該当する候補を表示でき、そこから一発でアプリケーションを起動できます。
Alfred - Productivity App for macOS

Clipy

プログラミングコードを編集する中で多用されるコピペ作業ですが、過去にさかのぼって同じコードを使いたいという場面に便利です。
Clipy - Clipboard extension app for macOS

Mac標準カラーピッカーアプリ「DigitalColor Meter」

前述のChrome拡張機能でも同じような機能をご紹介しましたが、こちらは最初からMacに搭載されているアプリケーションです。個人的にはこっちが好み。
Mac用Digital Color Meterユーザガイド - Apple サポート

Skitch

切り取った画像に加工(コメント、矢印、囲いなど)を加える事ができるツール。相手側(メンターの方等)に情報をお伝えする時に役に立ちます。
Skitch | Evernote

Gyazo

画像やGIF動画をURLで共有できるツールです。
Gyazo/Gyazo GIF Gyazo - ダウンロード

Record it

デスクトップの指定した範囲を録画してWeb上で共有できます。動画の場合はGyazo GIF(無料版)よりもこちらの方が長い時間録画でき便利です。 Recordit: Record screencasts fast & free! with GIF Support!

CODEPEN

HTML・CSS・JSのソースを共有できるサービスです。打ったコードもすぐに確認できるので学習にも最適です。
CodePen

Boost Note

Markdownを使いメモを取れるアプリケーション。色々とメモアプリは試してはみましたが、今のところコレが一番しっくりきました。
Boost Note - An open sourced markdown editor for developers

VSCode

定番のテキストエディタテキストエディタも色々試してみましたが、初学者の僕にとってはコレが一番使いやすいと思いました。また、Qiita、ブログ、Twitterなどの情報ですが、初学者に人気なエディタで間違いなくトップで名前が上がるエディタなので、VSCode一択で大丈夫だと思います。
Visual Studio Code – コード エディター | Microsoft Azure

iTerm2

Macの標準ターミナルで十分だとは思いますが、カッコいいターミナルに憧れ導入しました。全然使いこなせていないですが...。みようみまねで見た目だけはイケてる感じにして利用しています。 iTerm2 - macOS Terminal Replacement

タイピスト

タイピング練習ソフトといえば、寿司打が有名ですが、個人的にはこちらををプッシュしたい。理由としては、英文の入力コースがあるからです。普段から打ち慣れている日本語とは違い、プログラミングコードは英単語の羅列になります。英単語の入力パターンに慣れる上でもこちらをオススメしたいです。

「タイピスト」Mac App Store

 

プログラミングのおとぎ話

Fairytale of Programming

fairy tale : おとぎ話のような、信じられないほど美しい
意味・使い方・読み方 | Weblio英和辞書


ザ・ポーグス(The Pogues)は、イギリスのロック・バンド。イギリス生まれのアイルランド人ボーカリスト、シェイン・マガウアン(Shane MacGowan)を中心にロンドンで結成された。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』




この時期になると必ず聴いている個人的クリスマスソングNo.1

Fairytale of New York

日本ではあまり知られていないこの曲ですが、
本国イギリスでは、毎年クリスマスソング上位を争う定番曲として知られています。


そんなクリスマスに向け、
こんなプレゼントを自分に向けて購入してみました。

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プログラムすごろく アベベのぼうけん

プログラムすごろく アベベのぼうけん おどろきの上巻 | ダイスケホンゴリアン, 雅彦, 佐藤, 太祥, 石澤, 智子, 貝塚 |本 | 通販 | Amazon



これまた僕の大好きなハードコアパンクバンドBBQ CHICKENSのボーカリストダイスケ・ホンゴリアンがイラストを担当。

open.spotify.com

この「アベベのぼうけん」は物語自体がプログラムによってできている、新しい形式の本です。書かれた手順を丹念にたどり、楽しみながら読み解いていくことで、手順やルールを筋道立てて考える力、つまり「プログラミング的思考」が自然と養われます。そして私達に未来に対する期待や希望、わくわくを与えてくれるのです。言わば、プログラミングとは未来を切り拓く力なのです。
引用:プログラムすごろくアベベのぼうけん 帯解説より

・これからプログラミングを始めたいと思っているあなた
・学習で行き詰まりプログラミングが嫌いになりそうなあなた
・将来お子さんをプログラマーにしたいあなた

そんな、全てのパンクス!プログラミングス!にオススメな、ポップでロックな可愛い絵本です♪



上巻 下巻からなり、ビートルズ赤盤 青盤のように楽しめます♪

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The Beatles 赤盤&青盤



それでは、今宵もプログラミングのおとぎ話を夢に想い描き、 メリークリスマス!

D IT Y

Punk is Attitude, Not style.

"パンクはスタイルじゃない、姿勢だ"

Do It Yourself.

"自分で考え行動を起こす精神、それがパンクだ"

The Clashジョー・ストラマーの言葉です。
当ブログのタイトルは、この言葉へオマージュを込め名付けました。


The Clash - White Riot (Live)

ブログの目的とタイトルに込めた思い

今回、プログラミングに関する情報を投稿していく目的でブログを起ち上げました。
私と同じくプログラミング初学者の方のお役に立てる情報を投稿できればと考えています。

そんな中、数多くあるプログラミング関連のブログと差別化するため、また好きな音楽とクロスさせ投稿することで楽しんで記事をアップできるのではないか?との思いから、

プログラミング ✕ 音楽

を当ブログのテーマにおきたいと思います。

D IT Y.

"自分で考え行動を起こす精神、それがプログラマーだ"

プログラミング学習を始めた当初、プログラミングとはただのコードの集まりだと思っていました。
しかし、学びを進める中で、プログラミングとはプログラマーやそこに関わる多くの人たちの思いの詰まった思想でもあり哲学でした。

コードという数字アルファベットを羅列した単なるスタイルではなく、コードで世の中を変えていく、良くしていこうという決意であり態度そして姿勢なのです。

そして、自分で考え手を動かさないことにはプログラミング技術は身につかない。今まさに身にしみて実感しています。

「初心忘るべからず」大好きなジョーの言葉を心に留め精進していきたいと思います。

 

来たる12月22日はジョーストラマーの命日になります。

このブログをジョーに捧げます。

ジョー・ストラマー
イングランド出身のミュージシャン。パンクロックバンド「ザ・クラッシュ」のボーカル兼ギタリスト。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

あとがき

最後まで読んでいただきありがとうございます。
個人的な趣味嗜好、感じた思いのままをブログへ綴っておりますことご理解ください。
今後ともあたたかく見守っていただけると幸いです。