はじめに
先日「OSS Gate × フィヨルドブートキャンプ 」のコラボ企画イベントに参加しました!
OSS Gate とは
OSS 開発に参加する人を増やす取り組みです。OSS Gate は「OSS 開発経験者」が「OSS 開発未経験者」を支援するOSS Gate ワークショップを開催しています。
フィヨルドブートキャンプとは
プログラマーとして就職を目指せるだけのスキルを身につけることを目標としたオンラインプログラミングスクールです。
OSS Gate についてより詳しく知りたい
今回の私のブログは感想が主な内容になるため、当日の雰囲気や流れなどが気になる方はぜひこちらをご覧ください。
イベントにご一緒させて頂いた id:hiranovm4 さんのブログにとても分かりやすくまとまっています。
本もあります。
参加の経緯
以前から OSS Gate の存在やワークショップの開催が行われていることは知ってましたが、興味はあったものの 未だ Gate をくぐれずにいました。しかし今回フィヨルドブートキャンプとのコラボ企画ということで背中を押していただき、初めてビギナーとして参加させてもらいました。
OSS 活動の経験
OSS 活動の経験(経験と言えるのかは疑問ですが...)といえば、ドキュメントにタイポを見つけて Issue を立てたり...
またこれは受け手側の話しですが、自分で作った gem に Pull Request をもらった経験ぐらいしかありませんでした。
gem install時にtty-promptも一緒に入ってほしい by yancya · Pull Request #8 · shirotamaki/kakutaniquiz · GitHub
講演「今日から参加できる!OSS 開発」
すごくないよ、ふつうだよ
冒頭の講演では、OSS 活動に対して多くの方が以下のような印象を抱えているのでは?という話がありました。
OSS 活動をしている人たちのイメージ
- 自分たちには程遠い世界の人たち
- 非常に高い技術力を持つ上級者
- 聖人のように利他の精神を持つ人たち
確かに、OSS 活動は「すごい人」しか参加できないイメージがすごくありました。敷居の高い活動で、自分にはまだ手が出せないと思っていました。
しかし講演でいろいろなお話を伺う中で、「OSS はすごい人しかできない」という自分の中での勝手なイメージが崩れていき、「自分にもできるかも?」という考えに変わっていきました。
すごいかは関係ない
普通のユーザーの視点が大事
簡単なライブラリもありますし、誰も触りたがらないツギハギだらけのスパゲッティコードの OSS もあります。すごい有名な OSS ばかりに目が行きがちですが、世界中にいろんな OSS が存在していることを考えると、普通のユーザーの視点を持つ自分にもなにか出来るのではないか?と思えてきました。
世界を変えられる。今すぐに!
確実に何かが良くなる
なんだか自分にもなにかできそうな気がしてワクワクしました。
ちなみに、この時点ではまだワークショップは始まっていませんが(まだ冒頭の講演 30 分のお話し)、冒頭の講演を聞くだけでも、OSS に対して価値観が変わる内容でした。
ワークショップ
いよいよ、ワークショップ開始です。
詳しい内容は省略しますが(詳細は以下 Issue と Pull Request をご覧ください)、サポーターさんの親切丁寧なサポートのおかげで、何の心配もせずに進めることができました。
rubicure
FBC の先輩から教えてもらった OSS です。その時は rubicure の中身の話しではなく、プリキュアの話しで盛り上がってしまったのですが ...。rubicure のことが印象に残っていて、今回ぜひ取り上げたいと思い選択することにしました。
初プルリクをマージしてもらう
サポーターさんや、作者ご本人より直接コメントいただきサポートしてもらいました。プルリクを提出し、無事にマージしてもらうことができました!
初プルリク、初マージ、とても嬉しかったです。
サポーターのみなさん、そして作者の@sue445さん、ありがとうございました。
キュアエンジニア認定
なんと!rubicure への貢献が評価され、名誉ある「キュアエンジニア」に認定いただきました。
また世界にひとりキュアエンジニアが増えてしまったか… https://t.co/aygTq5w9cy
— にゃんだーすわん (@tadsan) October 5, 2023
これからも「私たちにとって大切なものを奪おうとする怪物を追い払うため」に、OSS活動に挑戦し続けたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!